2013年2月11日月曜日

神戸大学の受験日の大学までの移動交通手段と経験談(バス、阪急、JRなど)

いよいよ国公立の前期入試が迫って来ました。
もちろん、神戸大学でも入試が行われるのですが、
受験生の皆さんには、まず入試が始まる時間までに教室に到着することを何よりの目標にしてほしいと思います。

以下、僕が昨年に、神大入試を受けた時の体験談を書きます。

この記事は、2012年時点の記事です。

その前に、神大へのアクセスの手段を復習しておきましょう。最寄り駅は、六甲(阪急)と、六甲道(JR)です。もしくは、御影駅(阪神)でも良いかもしれません。そこから、国際文化学部キャンパスへは16系統、それ以外の学部のキャンパスへは36系統のバスに乗り、移動します。


【体験談①】
六甲からはバスに乗れません。バスに乗りたいなら、六甲道か御影(阪神)から乗るべき。

六甲からバスに乗れないというのは、決してバスが止まらないという意味ではありません。神大に向かう16系統及び36系統のバスの始発は、御影か六甲道です。この始発の時点でバスは満席になることが考えられます。おそらく、入試日には臨時バスという形で六甲始発のバスが運行されることも考えられますが、あてにしてはいけません。六甲からバスに乗り込もうと思うならば、30分から1時間程度待たなくてはならないと思います。この時間というのは、発達科学部以外のキャンパスならば歩いて行ったほうが早いということを示しています。
さらに言えるのは、「時刻表なんて全くあてにならない」ということです。受験の前日に市バスの時刻表を見て、「xx分のバスに乗ろう」なんて考えはめちゃくちゃ甘いです。残念ながらその時間にバスは来ません。やっとバスが来ても満席の場合が多いです。予定しているバスから30分後ぐらいのバスでなんとか乗れるぐらいの計算をしておいたほうがいいです。


【体験談②】
JRで来て(六甲道で降りて)バスに乗ろうと考えている人は、六甲道の停留所ではなく、1つ前の灘区役所前(桜口) 停留所から乗るべき。

これは、僕が実際に入試の時に取った手段です。JR六甲道の停留所は、神大付近の最主要駅であることもあり、非常に混雑することが考えられます。おそらく、36系統と16系統が止まるバス停の中で、最も混雑するバス停が、この六甲道停留所でしょう。実際に行ってみるとわかりますが、まぁすごい混雑です。これ自分も含めて全員バスに乗れるのかと不安になると思います。結論から言うと、乗れないです(詳しくは後述)。なので、少し頭を働かせて、1つ前のバス停から乗ることを提案します。先ほど、六甲道発のバスがあると言いましたが、僕が見る限り正直、需要と供給が全く一致してないです。しかも、もうお分かりの通り、六甲でバスを待っている人も乗せなくてはいけませんので、市バスの職員は、六甲道の時点でバスの乗客を一杯にはしません。そうすると、ますます六甲道でバスを待つ人々が増えていきます。
僕が見た感じ、六甲道でバスを待っている人々は、ぱっと見で300人から500人くらいだったと思います。 で、灘区役所前の停留所で待っていた人は何人かというと、僕含めて4人でした。もうわかりますよね。4人くらいならバスの運転手さんは拾ってくれます。僕は無事に、少しもバスを待つこと無く、乗り込むことが出来ました。

追記:逆に、1つ先の「六甲口停留所」で、一般客を装って乗るのもいいかもしれません。 市バスの職員は、神大生およびその受験生の集団には厳しくて、一般客には優しいです。集団に塗れるのが嫌なら、頭働かせて並んでいる人が少ない停留所に向かい、そこから乗り込みましょう。


【体験談③】
タクシーは無いものと思うべき。車でキャンパスまで送ってもらう人は、かなり渋滞することを頭に入れておくべき。

今までさんざんバスの話をしましたが、今度はタクシーです。タクシーはフル稼働してますので、ほぼ乗れません、拾えません。タクシーを待つ時間があれば歩いて登ったほうが絶対に早いです(発達科学部キャンパスを除く)。じゃあ車でいけばどうだと考えるかもしれませんが、タクシーフル稼働です。バスも臨時便を増発させてます。しかも、六甲台キャンパスや鶴甲キャンパスは山の上に立っています。道はお世辞でも広いとは言えません。受験当日の朝は大混雑、大渋滞です。そのことを考えて、時間に余裕をもって行動するべきです。


【体験談④】
もし万が一、入室時刻に間に合わなくても焦るべきではない。みんな間に合っていない。

これは、僕が発達科学部のキャンパスで入試を受けた時の体験談ですが、1/4の人は時間に間に合ってませんでした。別に大げさに言っているわけではありません。僕が座っている座席の、左前と左と左後ろの人は、3人揃って間に合ってませんでした。他のキャンパスの状況はどうだったのかわかりませんが、もし遅れたとしても、そう焦るべきではありません。意外とみんな遅れてます。


【体験談⑤】
神大への登山攻略法及び市バス豆知識色々

神大生は、大学に行くことを、「登山する」・「登る」、大学から帰ることを、「下山する」・「下る」と言います。結構ほんとに使います。初めは僕も冗談かと思ってましたが、マジで使います。平然とした顔で。そんな神大を攻略するために、以下、いくつかの豆知識をのせておきます。皆さんが入室時刻に間に合うための手助けになれば幸いです。

・市バスは定額制。どこから乗ってもどこまで乗っても200円。(追記:消費税率が8%になった段階で、210円に変わりました。)なので、乗車するときは乗車券を取る必要はありません。下車時に200円210円)を投入口に入れればいいです。
社内で両替も出来ますが、その間多くのお客さんを待たせることになります。あなたが両替している間、バスに乗ってる100人程度の人ににらまれることになります。バスに乗り込む前に、200円210円)がちょうどあるかを確認してから乗り込むといいでしょう。

・六甲台キャンパス(工学部、経済経営学部など)は、市バス16系統神大国際文化学部前下車でもいけます。いわゆる「原チャ坂」と呼ばれる坂を5分程度歩くと、市バス36系統神大本部工学部前の停留所に行けます。

・発達科学部キャンパスは、市バス16系統鶴甲2丁目、鶴甲4丁目、六甲ケーブル下のいずれかの停留所で下車してもいけます。距離的に最も近いのは鶴甲2丁目ですが、地味な上り坂を5分強程度歩かなければいけません。鶴甲4丁目か六甲ケーブル下で下車してキャンパスまで歩くと、もし晴れてたら、歩きながら神戸の絶景が見渡せます。 神大生になった僕も、未だにこのルートを愛用しています。ほんとうに綺麗です。ただ住宅街なので、迷わないようにしてください。地理感がない人はやめたほうがいいかも。

・阪急のバスの停留所は、16系統と36系統で分かれています。36系統に乗りたければ、改札を出てすぐ左のエスカレータを降りてください。16系統に乗りたければ、改札を出て直進し、突き当りを右に曲がって、エスカレータを降りてください。


最後に、発達科学部生を代表して、「発達科学部以外の」受験生の皆さんにお願いです。

バスなんかに乗らずに歩いて下さい。お願いします。

いや、あのですね、皆さんご存知の通り、一番遠いキャンパスは発達科学部のキャンパスです。JR六甲道駅からだと歩いて1時間弱くらいかかります。
ただ、 それ以外のキャンパスは歩いても30分くらいでいけます!登山になりますが!
多分、受験当日は、多くの人はバスに乗ろうとするでしょう。しかし、バス待ちだけで30分かかります。そしてやっとバスに乗れたとしても、大渋滞です。キャンパスに付くまで15分程度掛かるはずです。もうお分かりの通り、発達科学部まで行かないかぎりは、歩いたほうが早いんです。

歩くと何がいいかって、まず200円210円)が節約できます。そして、朝運動すると頭がシャキッとして目覚めます。さらに、なにより、到着時間を変動させる不確定要素が無いので、精神的に安定した状態で受験に挑めます。途中バスが渋滞にハマって、5分程度立ち往生してしまい、「後ちょっとで試験開始なのに!ヤバイヤバイ!」なんて焦ることもありません。
なので徒歩を推奨します。ただ発達まで徒歩で行くと、試験会場に向かう途中で足をつる可能性があります。あと、試験時間中に筋肉痛を発症する可能性があります(流石に冗談ですがw)。体力に自信がない限り、おとなしくバスを使った方が得策です。

8 件のコメント:

  1. 検索でいろいろ探していて辿り着きました。良かったら教えてください。
    娘が神戸大学工学部を受験するのですが、前日は三ノ宮宿泊です。
    試験当日は三ノ宮からタクシーで大学に向かう予定をしていますが、
    大学までの渋滞を鑑みて、やはり時間にはかなり余裕を見ておいた方が
    よいのでしょうか?
    試験日はみなさんは何時位には到着予定で向かわれるのでしょうか?

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。
    私は1時間前につくことを心がけて、結果として30分前に到着いたしました。私は六甲道から36系統の神戸市バスに乗るという手段を立てたのですが、30分程度予定から遅れてしまった原因として、バスに乗り込むのに時間がかかったことと、バスに乗っても道が混雑していたため、乗車時間も想定より長くなってしまったことが挙げられます。
    私と同じ発達科学部を受験した友達は、1時間前に到着することを心がけて無事に1時間前に到着していました。彼は、阪急六甲駅から歩いて発達科学部まで徒歩で登山しておりました。

    工学部を受験されるということですが、三宮からだとタクシーが拾えない事態は避けられると思いますので、懸念されるのは受験会場付近の道が混雑していないかどうかだと思われます。しかし、万が一混雑していて、タクシーがうまく進まなくても、工学部キャンパスまでは、阪急六甲駅から歩いて15分、JR六甲道駅から歩いて20分ぐらいですので、タクシーを降りて徒歩で行けば、十分に間に合います。
    よって、おおよそ1時間前の到着を心がければ、時間的にも余裕を持って試験に挑めると思われます。

    受験される娘さんの合格を、心よりお祈り申し上げます。

    返信削除
    返信
    1. ザッキーさま
      すばやく、そして詳しい返信をありがとうございます!
      渋滞することを頭において、途中から徒歩になることも考えつつ、下見をするようにと娘に伝えようと思います。

      このように丁寧に対応してくださる方がいる大学なんだと思うと
      やっぱり何が何でも合格して欲しいなと思いました(単純ですねw)。

      本当に参考になりました。ありがとうございました!!

      削除
  3. 工学部を受験するんですけど
    その灘区役所から乗ればあまり遅れずに
    いけるんですか?

    返信削除
  4. 2020年合格者です。
    昨年このサイトを見て②の方法で行こうと思い、7時43分にバス停「灘区役所前」につきました。

    バスが来る頃には僕の前に1人後ろに3人受験生がいました。バスはパンパンで1人入れるスペースがある程度でした。
    運転手の方に「六甲道始発のバスが増便しているからそっちに行ってくれ」と言われ、後ろの3人は走って六甲道に向かいました。

    結論、バスの本数も運転手さんの対応も変わっているので、②はお勧めしません。

    返信削除
  5. 2021年度受験者です。
    Unknownさんと同じくこのサイトでルート・方法を検討し、
    最終的に『阪神新在家駅』からバスに乗りました。
    体験談・感想を置いておきます。

    当日、
    教室入場:8時、集合:8時50分、試験開始:9時20分
    というスケジュールだったので、入場時間の8時を目指し、渋滞も考慮して
    阪神新在家駅 7:16発に乗りました。この時点では車内の座席は半分ほども
    埋まっていませんでしたが…

    到着したJR六甲道のバスロータリーはすでに驚くほどの人波、
    後から体験者に聞くと、その時間で30分待ちだったと。
    私はかなり早めに移動を開始した部類だと思いますが、この後は間違いなく、もっと待ったと思います。阪急六甲はスルーでした。

    乗降に時間がかかったり、渋滞もあるので、新在家駅から到着までは
    1時間ほど。ずっと座れていたので楽でした。後の時間になれば、
    新在家駅も混雑するのだと思いますが、座りたければこちらからが
    いいと思います。

    最後に、徒歩は足腰の弱った受験生にはおすすめしません。
    どうしてもなら、阪急六甲からで。
    国人の方は徒歩の選択肢はないです。

    返信削除
    返信
    1. 『阪神 新在家駅』→× 『阪神 御影駅』→〇

      削除
  6. 情報ありがとうがざいます。
    今度共通テストが神大工学部なのですが、
    下車する所は国際文化学研究科前です。
    私は阪神御影から16系統に乗るつもりですが、
    共通テスト時と、前期の個別試験とではまた乗車人数、混み具合が違うのでしょうか。

    返信削除