カフェイン中毒について
wikipediaの記述によると、
一般的な成人で1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は約半数が、3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は 100 % の確率で急性症状を発症する。
精神症状
落ち着きがなくなる・緊張感・感覚過敏・多弁・不安・焦燥感・気分高揚・一時的な不眠症を生じる。重症になると、精神錯乱・妄想・幻覚・幻聴・パニック発作・取り乱す・衝動性などが現れ、酷いと自殺行為に及ぶ場合まである。神経質な人やうつ病・不安障害・パニック障害などを患っている人は重症化しやすく、症状の悪化をきたしやすい。
身体症状
胃痛・胸痛・吐気・嘔吐などの消化器症状、心拍数の増加(時に不整脈)・心筋収縮の促進・血流増大・動悸・呼吸が速くなる・頻尿など、循環器の症状。また一時的な筋骨格の持久力増進・振戦・むずむず感を生じる。重症化すると、足がつるなどの痙攣を起こし、歩行が困難になる。また、瞳孔拡大や顔が赤くなったり、頭痛を引き起こす。
だそうです。怖いですね。
ところで、 レッドブルやモンスターなどのエナジードリンクを飲んで、カフェイン中毒になることはあるのでしょうか。
カフェイン含有量
それぞれの商品の成分表示を見てみると、
レッドブル(250ml) | : 80mg | (100mlあたり32g) |
モンスター(355ml) | : 142mg | (100mlあたり40g) |
となっています。
どれだけ飲むとカフェイン中毒になるか
例えば、体重50kgの人を考えると、
1時間以内に 6.5 mg/kg 以上摂取すると、半数の人がカフェイン中毒になるので、
6.5 mg/kg * 50kg = 325 mg
レッドブル(250ml缶)の場合だと、
325 mg / 80 mg = 4.0625 = 約4缶
モンスター(350ml缶)の場合だと、
325mg / 142mg = 2.2887... = 約2缶ちょっと
だそうです。
この量を1時間以内に飲めば、約半数の人が急性カフェイン中毒になります。